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ロウ
ワークシートの指定行まで画面のスクロールを行う Excel マクロを作成してみました。
ScrollRow プロパティを使用して、ワークシートのスクロールを行ってみます。
Row の英語の意味をインターネットの辞書で調べてみると、「行」という意味もあるようです。読み方はローだと思っていましたがロウのようです。
マクロの一例
ワークシートの「A1」セルを選択した状態で以下のマクロを実行してみます。
![「A1」セルを選択している。この状態でマクロを実行してみます。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2023/09/macro-to-scroll-to-specified-row-in-worksheet-3-1-300x180.png)
Sub ワークシートの指定行まで画面をスクロールするマクロ()
Dim r As Long
r = 100 '100 行目までスクロールします。
ActiveWindow.ScrollRow = r
MsgBox ActiveCell.Address
End Sub
マクロが完了すると、アクティブなセルのアドレスがダイアログボックスに表示されます。
画面は 100 行目までスクロールしていますが、アクティブなセルは「A1」のままになっています。
![ActiveWindow.ScrollRow = r の実行結果です。 100 行目までスクロールされている。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2023/09/macro-to-scroll-to-specified-row-in-worksheet-4-300x222.png)
![MsgBox ActiveCell.Address の結果です。 $A$1 と表示されています。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2023/09/msgbox2-297x300.png)
テスト環境
- Windows 10(64 ビット)
- Microsoft Office Excel 2003
以上、閲覧ありがとうございました。