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カラム

ワークシートの指定列まで画面のスクロールを行う Excel マクロを作成してみました。

ScrollColumn プロパティを使用して、ワークシートのスクロールを行ってみます。行をスクロールする場合は、 ScrollRow プロパティを使用するようです。

Column はカラムと読むようです。 Column の英語の意味をインターネットの辞書で調べてみると列という意味も持っているようです。

パソコン関係だと、データベースのカラム・・という用法で見た事があったように思います。

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マクロの一例

ワークシートの「A1」セルを選択した状態で以下のマクロを実行してみます。

A1 セルを選択した状態で下記のマクロを実行してみます。
A1 セルを選択した状態で下記のマクロを実行してみます。
Sub ワークシートの指定列まで画面をスクロールするマクロ()

Dim c As Long

c = 100 '100 列目までスクロール

ActiveWindow.ScrollColumn = c

MsgBox ActiveCell.Address

End Sub

マクロが完了すると、アクティブなセルのアドレスがダイアログボックスに表示されます。

画面は 100 列目までスクロールしていますが、アクティブなセルは「A1」のままになっています。

マクロの実行結果です。 CV 列までスクロールしています。
マクロの実行結果です。 CV 列までスクロールしています。

MsgBox ActiveCell.Address の結果です。 $A$1 と表示されています。
MsgBox ActiveCell.Address の結果です。 $A$1 と表示されています。

A 列から CV 列までの列数をカウントするマクロも作成してみました。

Sub 範囲に含まれる列数を取得するマクロ()

MsgBox Columns("A:CV").Count

End Sub
MsgBox Columns("A:CV").Count の実行結果です。 100 と表示されています。
MsgBox Columns("A:CV").Count の実行結果です。 100 と表示されています。

1 行目の 100 列目のセル番地を表示するマクロを作成してみました。

Sub 一行目の百列目のセルのアドレスを取得するマクロ() 'マクロ名の 1 文字目に数字が使用出来ないので漢字から始まるマクロ名にしています。

MsgBox Cells(1, 100).Address

End Sub
MsgBox Cells(1, 100).Address の実行結果です。「$CV$1」と表示されています。
MsgBox Cells(1, 100).Address の実行結果です。「$CV$1」と表示されています。

マクロ名の 1 文字目に数字は使用出来ないようです。

全角の数字を入力してみましたが、コンパイルエラーが発生してしまいました。変数の命名規則に合っていないようです。

コンパイルエラー「修正候補:識別子」発生。
コンパイルエラー「修正候補:識別子」発生。

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テスト環境

  • Windows 10(64 ビット)
  • Microsoft Office Excel 2003

以上、閲覧ありがとうございました。

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