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最後の定義
とある方(かた)に、 Windows Defender (ウィンドウズ ディフェンダー)の「ウイルス定義」のことを聞かれたのですが、ちょっとよくわからなかったので調べてみました。聞かれた内容は、大体以下のようなものです。
- ウイルス定義が最新のバージョンになっているか知りたい。
- ウイルス定義を最後に更新した年月日を知りたい。
- 上記 1 と 2 を確認する方法。その情報はどこに表示されるのか。
パソコン環境は、 Winodws10 のようです。
「 Windows Defender 」のキーワードを Windows10 の画面下部のタスクバーにある「 Windows を検索」で検索してみると、「 Windows Defender セキュリティーセンター」という「信頼済みの Microsoft Store アプリ」として検索結果に表示されました。このアプリをクリックすると「 Windows Defender セキュリティーセンター」が開いて、その画面を見ると、「最後の脅威の定義の更新」として、定義を更新した最後の年月日が記されていました。


とここで、完了したように思えて良かったのですが、「 Windows Defender セキュリティーセンター」の開き方が複数あるようなので、その一つ一つを記しておきたいと思います。当ページでは、「 Windows Defender セキュリティーセンター」の開き方を簡単だと思う順番に 3 通り書いています。全ての方法を網羅できてはいないと思いますが、良ければご覧ください。
方法 1. 「 Windows の検索」から開く
冒頭で記載した方法をもう一度書くことになってしまいますが、この方法が簡単なのではないかと思います。以下、ステップ 1 ~ 2 までありますが、良ければご覧ください。
ステップ 1. 「 Windows Defender 」を検索
- Windows10 のタスクバー( Windows 画面の一番下の黒色のバー)にある、虫眼鏡のボタンをクリックします。
余談ですが、このボタンにマウスをのせると「 Windows を検索」とツールチップが表示されました。 Windows を検索する窓口のようです。 - そうすると、検索ボックスが表示されるので「Windows Defender」と入力してみます。「 Windows Defender 」の文字を Ctrl + C でコピーして Ctrl + V で貼り付けても入力できるようです。
またも余談になりますが、この検索ボックスから、パソコン内のアプリ(アプリケーション)、ファイル、フォルダ、写真などを検索できるようです。
さらに、パソコンの設定までも検索できるようで、試しに「 bluetooth 」と入力してみると「 Bluetooth とその他のデバイスの設定」が検索結果に出てきました。前は、コントロールパネルから探していたパソコンの設定を、検索ボックスから見つけ出すことができるので、目的の設定の名前がわかっている場合に便利です。 - 当投稿を書くに当たり「 Windows Defender 」を何度も検索しているからか、一瞬で検索結果が表示されました。検索結果は「 Windows Defender セキュリティ センター 信頼済みの Microsoft Store アプリ」となっています。

ステップ 2. 最後の脅威の定義の更新を確認
- 「 Windows Defender 」を検索する方法で、「 Windows Defender セキュリティ センター」が表示されました。その画面を見てみると、「お使いのデバイスが保護されています。」と大きな文字で書いてあって、その下に、 3 行の文字が記載してあります。この 2 行目の年月日がウイルス定義を最後に更新した年月日になるのではないかと思います。
- 最後の脅威スキャン:年月日
- 最後の脅威の定義の更新:年月日 ※これかと思います。
- 最後の状態スキャン:年月日

方法 2. 「スタートメニュー」から開く
もしかすると、マウス操作のみで完了する、この方法 2 のほうが方法 1 よりも簡単かもしれません。方法 1 の検索ボックスの便利さもあって、優先順位がゆらいでしまいました。マウス操作のみだと簡単で良いですね。
以下、ステップ 1 ~ 4 までありますが、良ければご覧ください。
ステップ 1. アプリ一覧を表示
- Windows10 画面の左下隅にある、ウィンドウズのロゴの形をした「スタート」ボタンをクリックします。
- 緑枠のメニューが表示されます。アプリの一覧が表示されています。
- 「 A 」「 C 」など、アルファベット順の分類名になっている文字をクリックします。
「 A 」の分類には、 Acrobat ... , Adobe ... とアプリ名の先頭の文字が「 A 」のものが入っています。同じように「 C 」には、 Canon ... , Cortana ... と「 C 」の文字から始まるアプリ名のものが、まとめられています。「新しい Office を始めよう」「アラーム&クロック」など、日本語の文字で始まるアプリは、あ~ん、漢字でグループ分けして表示してくれるようです。アプリの一覧を下の方にスクロールしていくと「 W 」のグループもあると思います。

ステップ 2. 「 W 」をクリック
- そうすると、アルファベット、あ~ん、漢字の分類一覧が表示されるので、「 W 」をクリックします。「 Windows Defender セキュリティ センター」は「 W 」のグループに入っていると思います。

ステップ 3. 「 Windows Defender セキュリティ センター 」を表示
- 「 Windows Defender セキュリティ センター」をクリックします。

ステップ 4. 結果を確認
方法 1 と同じ画面が表示されました。「最後の脅威の定義の更新」の日付を見ることができました。

方法 3. 「 Windows の設定」から開く
方法 3 は、「 Windows の設定」を経由して「 Windows Defender セキュリティ センター」を開く方法です。「 Windows の設定」から体系的に進んでいきます。途中で Windows の設定関係のメニューのありかがわかったので、この方法も良いと思いました。
以下、ステップ 1 ~ 4 までありますが、良ければご覧ください。
ステップ 1. 「 Windows の設定」を開く
- Windows10 の画面の左下隅にある「スタート」ボタンをクリックします。 Windows のロゴの形をしたアイコンです。
- そうすると、メニューが表示されると思うので「設定」ボタンをクリックします。歯車の形をしたアイコンです。

ステップ 2. 「更新とセキュリティー」を開く
- 「 Windows の設定」が開くと思います。「更新とセキュリティ」ボタンをクリックします。

ステップ 3. 「Windows Defender セキュリティー センター」を開く
- 左側のパネルにある「 Windows Defender 」をクリックします。
- ここには、Windows Defender 各機能の?バージョンの番号が記載されていました。
- 「Windows Defender セキュリティー センター」をクリックします。

ステップ 4. 「最後の脅威の定義の更新」を確認
- 方法 3 でも同じ画面が表示されました。

時刻まで知りたい
ウィルス定義の時刻まで知りたいとは、聞かれていませんが、「 Windows Defender セキュリティ センター」の画面を進んで行くと、それとおぼしき情報があったので書いておきたいと思います。
以下、ステップ 1 ~ 3 までありますが、良ければご覧ください。
ステップ 1. 「ウイルスと脅威の防止」へ進む
- 「 Windows Defender セキュリティ センター」の画面で「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。

ステップ 2. 「保護の更新」へ進む
- 「ウイルスと脅威の防止」の画面が表示されると思うので、下の方にある「保護の更新」をクリックします。
「高度なスキャン」をクリックして、その後の画面で「カスタムスキャン」を選択すると、 CD/DVD ドライブ、 USB メモリのみなど、指定の場所のみのウイルススキャンを行えるようです。

ステップ 3. 「脅威の定義」の時刻と年月日を確認
- 「脅威の定義」の下に、 3 行の文字が記載してあると思います。その中の 2 , 3 行目が時刻と年月日の形式になっていました。この時刻がウイルス定義の更新時刻なのではないかと思います。
- 「脅威の定義のバージョン」 ※番号のみ
- 「作成されたバージョン」 ※時刻と年月日
- 「前回の更新」 ※時刻と年月日
更新プログラムの手動チェックをこの画面から行えるようです。

あとがき
今回、 Widows Defender のことを質問されたので調べてみたわけですが、 Widows Defender のことを全くと言って良いほど知らなかったので、良い知識習得の機会になりました。
以上。閲覧ありがとうございました。