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影になっている

前回の投稿で、刈払機(草刈り機)のエンジン部分を被写体にして、自分で撮影した写真を数枚使用しましたが、その時に、逆光というか機械の奥まっている部分が影になっていて、細部の状態がわかりずらい箇所が出てきてしまいました。その箇所が暗くなって撮影されているようです。フラッシュをたいていないのも原因だと思います。

前回の投稿は、以下のものです。

BIG-M の刈払機のプライマという部品を交換した時の私的メモです。 – pulogu.net
https://pulogu.net/blog/010-leisure/big-m-brushcutter-primer-exchange/

下の写真は、前回の投稿で使用した写真のオリジナルになります。

シャドウ・ハイライト補正前のデジカメ写真。
奥の方が少し暗くなって撮影されています。

下の写真の緑色の枠の中が少し暗く写っています。しかし、今こうして見てみると、さほどではありませんね。修正するほどではなかったような気もします。

写真の中の特に暗く写っている部分。
緑枠の中が少し暗くなっていますが、さほどでもない気もします。

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シャドウ・ハイライトを実行

上記の写真に、 Adobe Photoshop (アドビ フォトショップ)の色調補正の機能のひとつである「シャドウ・ハイライト」の調整を掛けてみたいと思います。Photoshop には、レベル補正、明るさ・コントラスト補正などの色調補正の方法もあるので、シャドウ・ハイライトで良いのかわかりませんが、逆光の補正が行えるとのことなのでとりあえず試してみます。

Photoshop でのシャドウとハイライトのディテールの調整
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/adjust-shadow-highlight-detail.html

以下、 Step.1 - 5 までありますが、よければご覧ください。

Step.1

まずは、 Photoshop で調整したい画像を開きます。

Photoshop 画面。デジカメ写真を開いた後。
撮影したデジカメ写真を Photoshop で開きました。奥まっている部分が、少し影になっています。

Step.2

イメージ > 色調補正  > シャドウ・ハイライト をクリックします。

Photoshop 画面。色調補正、シャドウ・ハイライト。
イメージ > 色調補正 > シャドウ・ハイライト をクリックします。

Step.3

そうすると。シャドウ・ハイライトの設定画面が表示されます。

シャドウ 量 : 50%
ハイライト 量 : 0%

の設定値になっています。今は、「プレビュー」にチェックが入っていない状態です。次のステップで「プレビュー」にチェックを入れて、シャドウ・ハイライトの効果をプレビューして見たいと思います。

Photoshop 画面。シャドウ・ハイライト、プレビューチェック前。
シャドウ・ハイライトの設定画面が表示されました。「プレビュー」のチェックは入っていない状態です。

Step.4

「プレビュー」にチェックを入れてみました。奥まっている部分が黒く影になっていましたが、少し明るく補正されています。上記、 Step.3 の写真と比較すると、なかなかの効果が出ていることがわかります。

この補正量で良さそうなので、「 OK 」をクリックします。

Photoshop 画面。シャドウ・ハイライト、プレビューチェック後。
「プレビュー」にチェックを入れると、画像に変化がありました。暗くなっていた部分が少し明るくなりました。

Step.5

シャドウ・ハイライトの調整が完了しました。

Photoshop 画面。シャドウ・ハイライト完了。
シャドウ・ハイライトの調整ができました。影になっていた部分が明るくなって見やすくなりました。
シャドウ・ハイライトの補正前と補正後の比較画像。
こうして並べて見ると、やはり補正後の写真のほうが細部のパーツまで見やすくなって良いと思います。

シャドウの補正量を 0% , 25% , 50% , 75% , 100% と比べてみました。ハイライトは、全て 0% になっています。シャドウの量 100% では、フラッシュをたいたように明るく仕上がっています。これは良いです。

シャドウ補正量による効果の比較。
シャドウの量を少しずつ変えて効果を比較してみました。ハイライトは全て 0% になっています。

シャドウとハイライトの「詳細オプションを表示」にチェックを入れてみると、詳細な設定項目が表示されます。とりあえず「初期設定値として保存」だけやっておきました。設定値の保存ファイル形式は、 *.shh となるようです。

Photoshop の画面。シャドウ・ハイライトの詳細オプション設定の画面。
シャドウ・ハイライトの詳細オプション設定の画面です。この画面での設定値をファイルとして保存しておくこともできるようです。

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あとがき

自分で撮影した別の写真にも、シャドウとハイライトの補正をかけてみました。やはり、黒く影になっている部分が明るく補正されています。シャドウ・ハイライトの補正。便利な機能です。

シャドウ・ハイライトを別の写真に適用した画像。
シャドウとハイライトの画像補正を行うことで、黒いチューブの接続箇所が見やすくなっている。

以上、閲覧ありがとうございました。

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