目次
Left と Left$
VBA の「Left」関数とドル記号の付いた「Left$」関数の使用上の違いは分かりませんでしたが、 VBE ( VisualBasicEditor )のオブジェクトブラウザで見ると関数の内容に違いがあるようです。
As String
Left と Left$ のどちらを使用した方が良いかは分からないままですが、以下の違いがあるようです。良ければご覧ください。
VBE( VisualBasicEditor )の「オブジェクトブラウザ(F2 キー)」で「Left」関数を検索してみると、以下の関数になっています。
Function Left(String, Length As Long)
![$ のついていない「Left」関数は、バリアント型(内部処理形式 String )を返すようです。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/left-002.png)
「Left」関数の下にある「Left$」のバージョンの関数を見てみると以下の内容になっていました。第 1 引数、返り値のデータ型が「As String」になっているようです。
Function Left$(String As String, Length As Long) As String
![$ のついた「Left」関数は、第一引数、返り値が文字列型になっているようです。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/left-dollar-002.png)
テスト環境
- Windows 10(64 ビット)
- Microsoft Office Excel 2003
以上、閲覧ありがとうございました。