目次
VBE の機能
Visual Basic Editor (略して VBE と表記されていることも多いと思います。) は、 Excel 上で動作するアプリケーション、それとも、ツールのようなもので、 Excel のマクロの
- 新規作成
- 空のマクロのファイルを作成する。
- 編集
- マクロの中身の VBA の仕様で書かれたソースコードを編集する。
- 削除
- マクロをブックから削除する。
- エクスポート
- マクロをファイルとして書き出す。
- インポート
- マクロのファイルを取り込む。
などをできるようです。
以降、 Visual Basic Editor を VBE と略して表記しています。
![Excel と VBE の関係のイメージ図。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-016-295x300.png)
VBE の起動方法
VBE の起動方法です。以下 2 ステップあります。
Step. 1/2
VBE は Excel 起動後、ツール > マクロ > Visual Basic Editor をクリックするか、 Alt + F11 で起動するようです。
![Excel の画面。 Visual Basic Editor 起動方法。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-002-e1702614456604.png)
Step. 2/2
そうすると、別ウィンドウで以下の画面が表示されます。これが VBE のようです。ウィンドウのタイトルは、 Microsoft Visual Basic となっていますが、これは VBE が起動されたのではないかと思います。 VBE は、 Excel 上で動作しますので、 Excel を閉じると同時に終了します。
![VBE 起動完了。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-003-2.png)
VBE の子ウィンドウ
表示された VBE のウィンドウの中には、更にいくつかの子ウィンドウが表示されていると思います。
- プロジェクトエクスプローラー
- プロパティウィンドウ
- イミディエイトウィンドウ
- ローカルウィンドウ
- ウォッチウィンドウ
![VBE のサブウィンドウ。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-1.png)
1 ~ 5 の子ウィンドウが表示されていない場合は、 VBE > 表示 メニューから表示が可能なようです。
![VBE のサブウィンドウの表示、非表示方法。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-005.png)
VBE とワークブック・ワークシートの関係
ちなみに VBE を起動した時の Excel の状態は以下の画像のようになっています。ブック名は Book1 で Sheet1 ~ 3 のワークシートが存在しています。
![Excel ワークブックの状態。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-006.png)
ここで VBE の子ウィンドウ( 1 )のプロジェクトエクスプローラーに表示されている内容と照らし合わせて見てみると、 Book1 と Sheet1 ~ 3 の名前が一致していることに気が付きます。
![Excel ワークブックと VBE の関係。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-007-2.png)
ということは、 Excel 側でブック名、ワークシート名を変更すれば、 VBE 側にも変更結果が反映されるのでしょうか。実際に試してみたいと思います。
Book1 という名前を ブック1 に、 Sheet1 ~ 3 という名前を シート1 ~ 3 に変更して結果を見てみます。
そうすると、下の画像のようになりました。 Excel 側の名前と VBE 側の名前が一致しています。 Excel 側でブック名、シート名を変更したことで、 VBE 側にも、その変更内容が反映されているようです。
![Excel のワークブック名、ワークシート名を変更した時の、 VBE のプロジェクトエクスプローラーの状態。](https://pulogu.net/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/001970-010.png)
以上、閲覧ありがとうございました。