目次
目的
- VBE(Visual Basic Editor)のイミディエイトウィンドウに文字を表示したい。
- ループ処理の途中経過を表示してみる。
その一例
- Excel を起動します。
- 「Alt + F11」キーで「VBE」を起動します。
- イミディエイトウィンドウが表示されていない場合は、「表示 > イミディエイトウィンドウ」で表示されると思います。
- 標準モジュールを作成して下記マクロを実行してみます。
Sub イミディエイトウィンドウに文字を表示()
Debug.Print "ABC"
End Sub- 実行結果は以下のようになりました。
- 実行結果は以下のようになりました。
- 次はセル範囲のアドレスを表示してみます。
Sub セルアドレス表示()
Debug.Print Range("A1:C3").Address
End Sub- 実行結果は以下のようになりました。
- オブジェクトを出力しようとするとエラーが発生しました。オブジェクトはそのままだと文字、数字になっていないのでエラーが発生したようです。
Sub エラー_オブジェクトのまま()
Debug.Print Range("A1:C3")
End Sub
- 実行結果は以下のようになりました。
- 次はループ処理の経過を表示してみます。
Sub ループ処理の経過を表示()
Dim i
For i = 1 To 5
Debug.Print i
Next
End Sub- 実行結果は以下のようになりました。
- 実行結果は以下のようになりました。
マクロストック
Sub 改行を挿入()
Debug.Print "A" & vbNewLine & "B"
End Sub
Sub スペースを挿入()
Debug.Print "A"; Spc(1); "B"
Debug.Print "A"; Spc(2); "B"
Debug.Print "A"; Spc(3); "B"
End Sub
セミコロン「;」で区切ると、複数の式を出力できるようです。
Sub 指定した桁数から出力()
Debug.Print "A"; Tab(4); "B" '4 桁目に B を出力
Debug.Print "A"; Tab(8); "B" '8 桁目に B を出力
End Sub
テスト環境
- Windows 10(64 ビット)
- Microsoft Office Excel 2003
以上、閲覧ありがとうございました。