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ドキュメントの名前を取得

Photoshop の JavaScript で、現在開いている、ドキュメントの名前を取得してみたいと思います。使用するのは、 document オブジェクトの name プロパティです。読み取り専用のプロパティのようです。

Photoshop で、下の mowing-machine.jpg を開いた後、その下の document-obj-name-prop.jsx を実行してみました。そうすると、現在開いているドキュメントの名前が表示されました。

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開いた画像

jsx 実行の前に、以下の画像を Photoshop で開いておきました。愛用の草刈り機の写真です。

mowing-machine.jpg

mowing-machine.jpg
Photoshop で開いておいた画像です。

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ソースコード

document-obj-name-prop.jsx のソースコード:

var docRef = documents[0]; //ドキュメント参照
alert( docRef.name ); //メッセージ表示
docRef = null; //ドキュメント参照解除

「docRef = documents[0];」の行で、ドキュメントオブジェクトを取得しています。

「alert( docRef.name );」の行で、ドキュメントの名前を取得、表示しています。

「docRef = null;」の行で、ドキュメントオブジェクトが入った変数を空にしています。オブジェクトが入っている変数は、最後に null を設定したほうが良さそうです。

documents オブジェクトの index メソッドのインデックス番号は、ゼロから始まるようです。今回は、画像を 1 枚だけ開いているので、インデックス番号は [0] になります。

docRef には、 document オブジェクトへの参照が格納されているようです。 docRef は、 document オブジェクトとして操作できるようで、 docRef.name でファイル名を取得出来ています。

photoshop の document オブジェクトのイメージ図。
photoshop の document オブジェクトのイメージ図。

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実行結果

アラートが表示されました。「mowing-machine.jpg」と表示されていました。開いているドキュメントの名前を取得出来たようです。

document obj - name prop.jsx の実行結果。
ドキュメントの名前が表示されました。

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テスト環境

  • Adobe Photoshop CS2
  • Windows 10

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あとがき

Photoshop scripting 。覚えていくと便利そうです。少しずつやっていきたいと思います。

以上、閲覧ありがとうございました。

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