目次
目的
Excel VBA のマクロでセル範囲の選択を行いたい。
選択したセルの値、書式を変更したい。
題材
Excel ワークシートの B3:D5 セルを選択します。
選択したセルの値、背景色を変更します。

その方法の一例
単一セルの時とほとんど変わっていませんが、以下のコードになります。
Excel VBA のコード例:
Sub 方法_002355() ActiveSheet.Range("B3:D5").Select '現在のシートの B3:D5 の範囲を選択。ここの部分のみ単一セルの選択の時と変わっています。 With Selection 'Selection プロパティというものらしいです。 .Value = "VBA" 'Value プロパティに新しい値を設定しています。 .Interior.ColorIndex = 6 'Interior オブジェクト ColorIndex プロパティを設定しています。 6 番は黄色になるようです。 End With Debug.Print TypeName(Selection) 'Selection の返す実体は何なのか確認してみます。結果は「Range」オブジェクトでした。 End Sub
上記マクロを実行すると以下のようになりました。

補足 1
ActiveSheet.Range("B3:D5").Select
の部分は
ActiveSheet.Range(ActiveSheet.Cells(3, 2), ActiveSheet.Cells(5, 4)).Select
と cells プロパティを使用して書くこともできるようです。

補足 2
ActiveSheet.Range("B3:D5").Select
の部分は
Range("B3:D5").Select
と「ActiveSheet」を省略しても動くと思います。「ActiveSheet」を省略すると現在のシートの「B3:D5」の範囲が対象になると思います。
テスト環境
- Windows 10
- Microsoft Office Excel 2003
間違ってないと良いですが。
以上、閲覧ありがとうございました。